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祈りの杜のご紹介


「祈りの杜」であなたも尊い祈りを捧げてください。

当山を囲む山にカエデやしだれ桜を植樹し、さらに素晴らしい景観にしたいと以前より考えを巡らしておりました。まずは、平成25年から杉などの伐採に取りかかりました。大木も多くあり業者も困難を極めた伐採作業でしたが、何とか26年の春先には終えることができました。
植樹に関しては、檀信徒や関係者に奉納を募りました。当初は奉納された樹木に芳名のみを記す予定でしたが、せっかくの奉納ですので奉納者それぞれに「祈りの言葉」を考えていただき、芳名と共に石に刻むことといたしました。そして、その場所を「祈りの杜」と名付けました。
お陰様で70名あまりの檀家から申し込みがありました。植樹に当たっては、檀信徒にお声かけをして15名に協力いただき、高さ4メートルほどもあるカエデなど100本ほど大汗をかきながら植樹、大変な作業でした。
その後も、そのメンバーで「祈りの杜の会」を作り、祈りの杜の手入れのために年に何回も足を運んで下さいます。

植樹した木々は、順調に育って葉も茂って参り、皆様の心が癒やされる場所として杜が成長しております。
「5年後10年後には、近隣にも少しは知られた癒やし・憩いの場所になって欲しい」そんな願いを「祈りの杜の会」一同、心に抱いてこれからも手入れしていきたいと考えております。自分のためではなく、こちらを訪れた方々のためという気持ちで行うこの事業に無上の幸せを感じています。

この事業は、私がいずれ旅立った後に花開く事業だと思っております。来世、私は妙満寺の上空で、この山を散歩される方々を眺めながら千の風になって吹き渡っていることでしょう。来世にも楽しみができることでこんなにも幸せを感じることができることを教えられた事業となりました。

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